かにたまです。
2020年2月17日よりバイナンスで高金利の15日間の期限付貸付が再開されます。
Binance、15日間の期限付貸付再開へ
バイナンスが14回目の短期間のレンディングサービスを再開すると発表しました。
2020/02/17 12:00 PM(UTC)に開始ということです。
日本時間にすると、2020/02/17の7:00PM(19時)に開始されます。
14回目の期間限定レンディングサービスについて
2月17日に開始されるバイナンスでの14回目の期間限定レンディングの詳細について記載します。

今回の対象通貨はUSDTとBUSDのステーブルコインです。
BUSDは、ステーブルコイン発行企業パクソス(Paxos)が米ドルと1対1の価値で提供している仮想通貨でバイナンスの独自のステーブルコインです。

バイナンス(B)の米ドル(USD)とのステーブルコインということでBUSDという通貨記号になっています。
貸出商品の詳細
詳細はレンディング公式ページでも確認できます。
デジタル 資産 | 満期までの期間 | 合計サブスクリプションキャップ | 個別キャップ | 年換算金利 | ロットサイズ | 満期時のロットごとの利子 |
BUSD | 15日間 | 50,000,000 BUSD | 5,000,000 BUSD | 15% | 100 BUSD | 0.61643 BUSD |
USDT | 15日間 | 50,000,000米ドル | 5,000,000米ドル | 10% | 100米ドル | 0.41095 USDT |
BUSDは15日間で15%、USDTは15日間で10%と高い利率になっています。

高金利は内情を調べてみると危ないものが多いのです。
そもそも、例えば15%の利率を顧客に常に支払うことは、どんな状況でもそれ以上の利益を上げ続ける必要があり、難しいだろうなということは容易に想像がつくはずです。
しかし、バイナンスの場合は、利益を上げ続け、しかも短期ですから大丈夫でしょう。
過去13回もなんら問題がなく還元されています。
取引所のキャンペーンを利用しよう!
バイナンスが14回目の短期的な高金利のレンディングを再開したのは、ここ最近の仮想通貨の急上昇で大きな利益を挙げたという点もありますが、もはや低金利では資金は集められないということでしょう。
それは少し前にバイナンスが行ったレンディングの結果を見てもわかります。
上画像は少し前に行われたレンディングの結果です。
BUSDは金利8%、USDTは6%の金利でも殆ど資金は集まっていません。
なぜなら海外ではより高い、かつ信頼性の高いレンディングサービスがゴロゴロあるからです。
例えば、世界最大のレンディング企業であるNEXO(NEXOは2007年創業でブルガリアで既に上場しているCredissimoが作った世界最大規模の仮想通貨レンディングの会社)の金利は全て8%です。
ですから、バイナンスほどのネームバリューがあっても集まらないわけです。
これから仮想通貨取引所は生き残りをかけた争いが始まります。

まずは前々から述べていますが、アトミックスワップなどの技術の進歩により、取引所を使わなくても仮想通貨が交換できるようになるでしょう。
また楽天が買収したTAOTAOのように大企業が既存の取引所を買収して参入してきます。

▲TAOTAOにはバイナンスとの戦略的提携もあり今後に期待していますw
するとどうでしょう?小さくネームバリューのない取引所は徐々に大きな取引所に新規顧客を奪われていきます。
だからこそ、既存の取引所は今のうちから顧客を集めておく必要があります。
その手段の1つとして、各社、魅力的なキャンペーンを打ち出してくるでしょう。
例えば、今回のようなレンディングサービスの上方修正や、口座開設で現金や仮想通貨をプレゼントなどは良い例ですね。
正直、それらのサービスを利用するだけでも金銭的なものは増えていくのかと思われます。
長期で高金利を払い続けるレンディングは危ない
多くの会社のIR情報などを見ていくとわかりますが、常に大きな利益を上げ続ける会社は限られています。
良い時もあれば、悪い時もある会社が殆どです。
リーマンショックなどの大暴落があれば利益は大きく落ち込みます。
現在、仮想通貨の貸付(レンディング)サービスには高金利のものが多いです。
しかし、暴落時はリーマンショック以上であったことからわかるように仮想通貨市場は不安定です。
よって、ずっと、例えば日利3%などというような金利が得られるというサービスは、まずはポンジスキームであり、資金は持っていません。
よって、あなたがレンディングで使う所は、低金利ないし、高金利でも短期、もしくは悪い時は低く下げるような変動制であるかどうか最低限は注意しておくと良いでしょう。
相場に関わらず、永遠と高金利が続く所はポンジスキームであり、既に破綻(はたん)している、もしくはそうなる可能性があります。
長年続いていてよほど内部留保が大量にある会社であっても危険かと思われます。

特に相場が悪い時は、仮想通貨関連会社は会社自体が赤字になる可能性もあり、高金利を払い続ける余裕はあるかどうかは疑問です。
バイナンスの口座開設はこちらから

以前、バイナンスの口座開設方法を記事にしたので良かったらご覧ください。
現在、僕の紹介からバイナンスに登録すると、手数料の5%の還元(キックバック)があり、仮想通貨が入ってきます。
コメント
バイナンスは日本居住者に対するサービスを停止して行く方向だったのではないでしょうか?
はい、バイナンスは日本人向けサービスを停止していく方針です。
ただ、今の所はまだその実施日の告知がないので利用させてもらっています。
できるだけ長く続いて欲しいです。