米国インターコンチネンタル取引所(ICE)が仮想通貨の新会社Bakktを設立へ

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先日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)を傘下に持つインターコンチネンタル取引所(ICE)が仮想通貨の新会社Bakktを設立したことが話題になっています。

Bakktの参入は仮想通貨市場を大きく盛り上げると言われています。

なぜか?知りたければご覧ください。

 

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米インターコンチネンタル取引所(ICE)が仮想通貨の新会社Bakkt設立へ

ニューヨーク証券取引所(NYSE)を傘下に持つ米国インターコンチネンタル取引所(ICE)が仮想通貨の新会社Bakktを設立し、11月18日頃にビットコインの先物を上場させる計画を発表したことが話題になっています。

 

ビリオネアである著名投資家のマイケル・ノボグラッツさんは、このニュースを今年のクリプト界の最も重要なニュースと述べています。

 

ただし、先物を上場させるには、米先物取引委員会(CFTC)の承認を得る必要があり、確定ではないことはご理解下さい。そのためか今のビットコインの市場にはそれほど反映さえていませんね。

 

つまりどういうこと?

ビットコイン先物といいますと現在ETF承認を目指しているCBOEなどがありますが、ICEの先物は現物の受渡しとなっているのが大きな特徴です。

つまり、先物を保有したは人は決済の時には法定通貨による現金ではなく、ビットコインを実際に手に入れるという点にあります。

 

現物の受け渡しという、ただ大きな資金が入ってくるだけではなく、実際にビットコインが使われる点が非常に大きいです。

新会社Bakktは、マイクロソフト、スターバックスなどの名だたる企業と協力、統合プラットフォームを創設するということです。詳細は数週間後に発表とのこと。

 

まずは、ビットコインと法定通貨との取引や交換サービスを開始する予定となっており、スターバックスのコーヒーがビットコインで購入できるようになるかもしれないということです。

 

※追記

motherboard.vice.com

スターバックスの広報担当者によると、米ドルに変換してから購入できるようで直接コーヒーを購入できるわけではないようです。

また、確定拠出年金(401k)等にも対応していくとのことです。

 

以前からICEはビットコインのプラットフォームを開発しており、仮想通貨市場に参入するのではないか?と言われていました。

ICEのCEOであるジェフリー・スプレチャーさんは、ビットコインは史上初の世界的な通貨になるかもしれないと述べています。

 

コーヒーの支払いにビットコイン(仮想通貨)は使えるの?

仮想通貨は価格変動が激しく、ビットコインに送金遅延などがある現状、通貨として大丈夫なのかな?と疑問に思うかもしれません。

数時間も送金遅延があった場合、支払いで待ってられませんよね。

 

しかし、このBakktのプラットフォームは、受け渡し日が後日に設定されています

つまり、商品を買って即座にビットコインが届かなくても決められた時までに届いていればOKというような仕組みです。

 

ビットコインが届かなくても商品が先に手に入るというまさに「ツケ払い」のようなものですね。

現状では、一部のスターバックスでビットコインの支払いができます。

 

そして、LTCやBCH等でもスターバックス等の商品が購入できる可能になる現在限定公開のFlexa(https://flexa.co/ )など仮想通貨を実用化する試みも行われています。

スターバックスは仮想通貨に非常に積極的な印象ですね。

 

これまでビットコインはトランザクション問題(送金遅延)や値動きの激しさから使えない資産として一部では言われていましたが、ICEがこのビットコインを用いた資産保管方法を発展させるということは、ビットコインが新たな資産クラスになる事を意味していると考えても良いと思います。

 

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