かにたまです。
今年の2019年から始めた資産運用シリーズ。
そんな中であえて資産運用が意味をなさないいくつかパターン例を記事にしたいと思います。
興味があったらご覧ください。
十二分な資産が確保できている
そもそも十分な収入があって、散財が少なく、お金が勝手に貯まっていくだけの人は資産運用の必要がないのかもしれません。

とはいえ、仕事を退職して年を重ねると病気などで老後資金がどうしてもかかるのはあります。
必要ないなと思っている方も、ある程度は把握しておくと良いでしょう。
将来、どれくらいお金がかかるのか?目安として金融庁の「ライフプランシミュレーション」があります。
今後、あなたが必要になるお金を把握することができます。
上画像のような簡単な10問ほどの質問に答えるだけで、これからどれくらいお金が必要になるのかグラフで表示されます。
ここで大きな余裕がある方は、資産運用の必要はないのかもしれません。
とはいえ、どれだけ収入が良くて資産運用の必要がないといっても万が一はあります。
特に次で記載するパターンになると、安心から一転、転落する可能性もあります。
日本円の崩壊
僕が多数の「資産運用」の書籍等を見て、問題に思った点があります。
それは日本円を増やしていこうという方法ばかりが記載されていた点です。
もし、仮に日本円の価値が暴落したら、どれだけ増やしても意味をなさないものになります。
例えば、日本でハイパーインフレがあってパン1枚が1億円とかになったら貯めていた日本円の貯金は、ほぼほぼ意味がないものになるでしょう。
まさに元参議院議員の藤巻氏の言うように、我が国のお金を発行している日本銀行が破綻し、日本円が崩壊すると日本円を持っていても意味がなくなります。
日本銀行の「日本で流通しているお札は全部でどれくらいありますか?」などのデータを見るとわかりますが、現在の日本銀行は必要以上にお金を刷りまくっています。
そして、どんな国にも言えますが、日本が絶対的に安全で破綻する可能性はゼロではありません。

藤巻氏はドルと仮想通貨に投資していると述べていましたが、我が国の経済成長はなく、国力が落ちています。
今良いのは、過去の恩恵です。
このような状況で、銘柄はドルと仮想通貨であることはともかく、持っている資産の大半が日本円ばかりであるのは危険です。
かつて、日本円が崩壊したことが2回あります。
1回目は「幕末」、2回目は「第2次世界大戦後」、いずれもハイパーインフレが起きており、日本円が崩壊しています。
日本円の崩壊は起こらない可能性は決してゼロではありません。
歴史が証明しています。
何かあった際のために使っていないお金を分散されることは推奨します。
勉強しない、リスクを理解していない

資産運用は、お金を減らすリスクもあります。
しかし、それでも波がありながらもトマ・ピケティが述べた現在の資本主義R(資本収益率)>G(経済成長率)のように資産運用で得る資本収益は、働いて得るお金よりも大きい訳です。
とはいえ、資産運用について何も勉強してこなかったために、老後になってから資産運用を始め、良くある銀行などの言いなりになり老後の退職金などを溶かしてしまうこともゼロではありません。
資産運用によって働いて稼げるお金よりもお金が増える可能性が高いとはいえ、リスクを知らず危険な商品ばかりに手を出したり、言いなりになり勉強していかないと逆にお金を減らす羽目になります。
これは、ゲームに参加する時に何もしらずにやり続けて負け続けるようなもの。
少しも学ぶ気がなければ、資産を減らし続ける可能性がありますから資産運用は不要です。

学ぶためには、とりあえず、やる環境にいれば自然と学びます。
だからこそ、僕は利益云々より早めに始められることを推奨しています。

また、早めに始めることで複利効果もより大きくなります!
僕は資産運用は、資産運用を行うことで世の中を仕組みを学ぶことにあると思います。
税金についても知ってるか知らないかだけで頭が良いとか悪いとかは関係ありません。
これは自己投資と同じで、資産運用そのものが将来の財産になります。
そして、世の中に対する見え方が変わったり、お金の使い方など普段の生活から変わります。
無理にやる必要はありませんが、僕は資産運用を行い、学ぶことが必要だと感じています。
少なくとも老後から始めるなら、ほんの少しづつでも今から始められた方が良いとか思います。
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