かにたま(https://twitter.com/kanitama7777777)です。
ビットコインは2021年に非常識なスタートを切っています。
1月始め30,000ドルほどでしたが、42,000ドルをわずかに下回る史上最高値を更新しました。
そして、大規模な売りが出て30,000ドルを下回ってから半ばにリバウンドしました。
この流れが起きたのはわずか1週間の出来事であり、非常にクレイジーな動きを見せています。
そんな動きの中、ビットコインが下落中にもかかわらずアルトコインが底上げしつつあります。
果たして、2017年のようにアルトシーズンは来るのでしょうか?
アルトシーズンとは?
アルトコインはビットコイン以外の仮想通貨全ての呼び名です。
ですから、イーサリアムもリップルもモナコインも「アルトコイン」とも呼びます。
アルトシーズンとは、ビットコインの価格がほとんど伸びないのに、イーサリアムなどのアルトコインがビックリするほど伸びる時期のことです。
最近では2017年に起こり、多くのアルトコインが史上最高値更新しました。
現在、多くのアルトコインはその価格まで戻ってないほどの凄まじい伸びを見せました。
そして、その機をものにした人たちは「億り人」と呼ばれ、富を築きました。

代表例としては、国産のモナコインです。
2017年初に2円ほどだったモナコインはバブルピークには2100円ほどまでに膨れ上がり、多くの億り人が誕生しました。
アルトコインに資金が入っている指標
アルトシーズンへの指標を3つほどあげようと思います。
この3つは常にチェックしておくと良いと思います。
歴史
ビットコインなどの仮想通貨は株のIRのような指標がなく、現時点の価値を見出すことは人それぞれの感性による所も大きく難しいものです。
そこで、過去の歴史を参考に現時点でアルトシーズンの予兆が見られることをお伝えします。
ビットコインが史上最高値を更新すると、その後、他に資金が流れ始める傾向があります。
ビットコイン史上最高値更新→上位アルトコイン→下位アルトコイン→草コイン・シットコイン
どんどん下流に資金が流れ込むイメージです。
今回、ビットコインは史上最高値を更新しただけでなく、前回のピーク記録から約2倍に価値をあげました。

そして、その後、イーサリアム(ETH)は急速に価格を上げ、以前の高値圏から70%ほど回復しました。
驚くべきは取引高。24時間取引ではビットコインを上回る記録を見せました。
この事からもETHに資金が流入、今後が期待できることがわかると思います。
しかし、他のほとんどのアルトコインはまだ近づいていません。
アルトシーズンが再び来るのであれば過去の歴史からも下位アルトに資金が流れ、多くの人が成長の余地があると考えています。
「国内取引銘柄のIOSTが続伸 個人仮想通貨投資家の資金が流入か」
既に当ブログでも上がっていない仮想通貨として紹介していたiostなどの下位アルトコインが急速に出来高を上げ、価格上昇をしました。

ちなみにTwitterではここに書いていない銘柄も挙げています。
早すぎたかなと思って1日前に購入したらめっちゃ上がったw
まぐれすぎる
バブル時期、底をはってそこそこの出来高がある通貨はこれがあるんすよね・・・#アルトコイン #Binance pic.twitter.com/uL5qsDMarg
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) January 8, 2021
私もここ数週間でライトコインやビットコインキャッシュなどの上位アルトがふいたので、そろそろかなと思い仕込んだら、その1日後にiostが急騰してめちゃくちゃラッキーでした。
1日前は100%まぐれですが、タイミングは歴史にしたがっています。
ビットコインドミナンス
ここ3週間、ビットコインのドミナンスは低下し、イーサリアムなどアルトコインのドミナンスは増加しています。
これはビットコインからイーサリアム等のアルトコインに資金が移動していることを示しています。
逆にビットコインのドミナンスが上がっている時はアルトコインから資金が抜けていることを意味します。

ドミナンスについてご存じない方は上記事をご覧ください。
ETH/BTC
アルトコインを語る上で、イーサリアムの動きは非常に重要です。
なぜなら、実際、アルトコインの多くはイーサリアムのトークンで出来ており、DeFiのプラットフォームとして、その多くがイーサリアムが利用されています。
ちなみに僕がいう草コインとはCMC時価総額ランキング400位以下とかの草中の草コインの事をいっています。
リップルとかネムとかステラとか、カルダノ、イーサリアムなどの上位アルトコインは含まれません。
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) January 8, 2021
2017年もアルトシーズンが2度ほど起こりましたが、その時は全てETH/BTCが上向いた時でした。
草コインは特に最後の2回目のETH上昇期に起こる傾向が見られます。
このETH/BTCは非常に重要だと思います。
長期的に見て、前回のバブルピークからETH/BTCは低迷しています。
しかし、ここ数か月は出来高が上昇し、移動平均線も上向き始めています。
BTCが下落してもETHはそれほど下落していない良い状況になっています。
イーサリアム(ETH)は、現在のアルトコインの王様。
アルトシーズンを見るうえで絶対に無視できない指標です。
どんなアルトコインに資金が入っているのか?
さて、資金が入っているアルトコインですが、どんなジャンルの仮想通貨に資金が入っているのか?
その主な仮想通貨の銘柄は「DeFi」銘柄です。
▲成長著しいDeFi銘柄。Aave、Uniswap等はTRONやNEMを超える時価総額になっています。
実際、AaVE、UNi、ZRX、MKRなどの多くは、過去数日間で2桁の成長を遂げています。
そして、先月、分散型取引所の取引量は95%以上増加しました。

▲DeFiって何?どんな仮想通貨銘柄があるの?という方は上記事をご覧ください。
DeFiは分散型金融とよばれており、ザックリといえば、いわゆる仮想通貨の銀行のようなものです。

カルダノことADAコインのチャールズホスキンソン氏はDeFiは3年後にアフリカで1億人に使われるだろうと推測しています。
「アフリカにはJPモルガンみたいな銀行は存在していない。レガシーの金融インフラもない。」だからかえってDEFIが普及する素地があるというわけだ。
実際、DeFiに仮想通貨を置いているだけで、どんどん金利のように仮想通貨が増えていきます。
その増加量は銀行の比ではありません。
DeFiはその性質を生かし、金利が非常に大きいのが特徴です。
一例としてバイナンスで行われているDeFiの金利です。
今の一般の銀行に預けても0.01%ほど。
しかし、ビットコインは7.49%で更に価値も上昇していることから人気は衰えを知りません。
このように高い金利もあることから多くの人は次のアルトシーズンにDeFiトークンが多用されることを期待しているというわけです。

仮想通貨は何も生み出さないというのはバフェット氏などの有識者が述べた事ですが、DeFiは担保にすることで新たな仮想通貨を生み出します。インカムゲインも見込めることが大きな利点です。
他にもDeFiで仮想通貨同士を交換させたり、選挙の結果の予想をかけたりする予測市場のようなことも可能です。
ただ、恐らくDeFi銘柄が人気があるのはステーキングで仮想通貨を貸して増やしたり、イールドファーミングと呼ばれる方法で高い金利が得られる点でしょう。
簡単にいえば、DeFi銘柄を持っているだけでお金がどんどん入って儲かるからというわけです。
まだまだ欠点はあるものの、人気が出て当然だと思います。
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