かにたまです。
仮想通貨ADA(エイダコイン/カルダノ)。
公開後、プレセールから10倍になり上場、時価総額は13位。
上場から高い時価総額があり、日本でも縁がある非常に人気の仮想通貨ですが、どういうわけか日本のどの仮想通貨取引所に上場していません。
本日は、その理由を公開後からずっと見ている僕が記事にしたいと思います。
良かったらご覧ください。
エイダコイン(カルダノ)とは?

カルダノはオープンソースな分散型ブロックチェーン及び仮想通貨プロジェクト。
従来のプロトコル(コンピューター言語のこと)よりもはるかに優れたスマートコントラクトのプラットフォームの開発を行っている通貨です。
詳細は上記事をご覧ください。
ADAは、Ethereum(イーサリアム)やBitShares(ビットシェアーズ)のような仮想通貨の開発にかかわっていた天才数学者チャールズ・ホスキンソンさんが開発にいます。
カルダノのやりたい事は以下のホワイトペーパーに記載されています。
ADAコインホワイトペーパー
日本で1~2期のプレセールを行なったこともあり、日本語で読めます。
ADAコインの3つの大きな特徴
ざっくりとADAコインの大きな特徴を記載します。
世界初、誰もが簡単にゲームオーナーになれるゲームの構築
CARDANOは基軸通貨ADAを保有する人が誰でも資本を集め自分のルールを作成し、他のプレーヤーのゲームマスターを務める仕組みを提供します。
ゲームで遊んでいるだけでキャピタルゲインも得られる
ADAの価値はユーザーの数の増加や投資家、企業の参入などにより変動します。これにより、ユーザーはゲームをプレイしているだけでエイダコインの価格変動によるキャピタルゲインを得ることが出来ます。
ADAを保有しているだけで利息が受け取れる
ゲームに参加しないユーザーもADA保有しているとエイダコイン(利息)が貰える仕組みを搭載している。 一つ一つのサービスを提供する会社の手数料の余りを保有数の均等でユーザーに分配されます。持っているだけで増えるというPOS方式ですね。
仮想通貨時価総額Liskを抜いて15位へ
ADAコインことCardano(カルダノ)はLisk、Zcashを抜いていきなり時価総額15位の仮想通貨になりました。
海外大手取引所のBittrexで取引できます。
24時間の取引量はリップルに迫る勢いになりました。
プレセールの価格の10倍に
プレセールは1ADA=0.26円で最低交換額は1000ドル=約11.2万円でした。
現在、1ADA=0.0258ドルでしたので、1ADA=2.88円となり、1期プレセール10倍以上になっています。初値は1ADA=0.09ドルほどだったようで、なんと30倍を超えています。
詐欺の風潮に負けず、エイダを保有していた皆さん、おめでとうございます。
なぜADAコインは詐欺と呼ばれていたの?
ADAコインは、Yahoo知恵袋の詐欺が疑われる仮想通貨に記載されていました。(現在は削除されています)
ADAコインについて説明不足だったり、バーチャルオフィスを使っているなど詐欺の常套手段のようなことをしていました。
(2018年5月段階で詐欺が疑われる仮想通貨を記載していた知恵ノートは終了した模様です。)
ADAはプレセールの購入は1000ドルからと最低購入の価格設定があったり、どういうわけかICOで日本だけ(1期・2期)で代理店をとおしたプレセールが起こりました。
この状況に対してADAに対して詐欺の声が挙がっていました。
一部で勧誘による報酬もありました。
MLMの仕組みですね。
さらに、代理店手数料が7.75%もかかる(無料にすることもできるようです)点、上のカルダノの動画でもありますが、価格の上昇を煽るなど、とにかく日本での紹介の仕方が怪しすぎていました。
それゆえ、詐欺と言われていたのだと思います。
これは仮想通貨の性能というより、ADAコインに対する情報が少なく、日本での紹介の仕方が煽り気味で詐欺と言われていたのだと感じました。
他には昨年末までホワイトペーパーが存在していない点も指摘している方がいました。ホワイトペーパーは必須ではありませんが、今では当たり前のように存在していますからね。(現在は存在しています。)

自分がこの仮想通貨など詐欺と疑われていても記事にせず、詐欺と言わなかったのは、こういう事があるからです。不勉強のままネットの噂を信じて詐欺だと書いてしまうと、後々、自分の信用を失います。
ただし、購入の最低価格が決まっており、日本だけで販売する代理店のMLMの販売形式への不信感は僕も感じました。
また、オープン前に書くのは、その通貨を信じて買った方が嫌な思いをするから止めました。恐らく、市場にオープンし、10倍になったADAを購入された方は、現在とても気分が良いと思います。
価格が上昇している今ならこのような悪評があったことや詐欺と言われていた疑わしい点を書いても大丈夫だと判断し、記事にしています。
どうしてADAはここまで価格が上昇したの?
Ethereum(イーサリアム)やBitShares(ビットシェアーズ)のような仮想通貨の開発にかかわっていた天才数学者チャールズ・ホスキンソンさんが関わっているのが大きいと思います。
TEDにも出た天才数学者です。
で確認できます。
カルダノのシステムを開発しているIOHKという所は、テクノロジーの国際会議であるASE2017のスポンサーでもあります。グーグルやトヨタを超えたシルバースポンサーになっていますね。マイクロソフトと同等の扱いになっています。

日本だと国立の東工大も開発に関わっていますね。
カルダノ財団からメールで連絡きた。
Adaコインは6つの取引所と上場の交渉していて、どの取引所もその技術に感銘を受けたとか。
まだエラーテストはやるみたいです。これ割と本当なら期待できるかも。詐欺とか騒がれてるけど本物だったら市場心理が崩れて上昇の一要因になる。
— ヘレン (@heren_s) 2017年5月31日
また上場取引所も今はBittrex1つですが、他の5つの取引所で上場するとの噂があります。以前から6つの取引所と交渉していたと言われています。
公開後のADAコインについて
bittrexのADA/BTCの1時間チャートです。
初日大きく上がったこともあり、やや下降トレンドです。
ただし、持っているだけ?で増えるPOS方式で、どのようなタイミングかはわかりませんが、枚数が増えていく通貨であり、少々の下落は問題がないかと思われます。
現在約250億のADAが市場にでていますが、ADAの総発行枚数は630億ですので、残りの380億はPOSで増えるものかと思われます。
ビットコインも最初は情報が少なく詐欺と言われていました。かつてビットコインを詐欺だと思っていた人達が買っておけば良かった、というのはよく聞きますよね。
ですので、ADAコインも今後、どうなるかわかりません。
ADAコインが実際に使える場所がこれからどんどん増えれば浸透します。
僕はADAコインを1枚も所有していませんが、用途が増えれば購入するかもしれません。
ただ、今回の日本でのADAの宣伝の仕方は、問題があると思います。
最初、ADAが知られていなかったことと、ほとんどの人は価格以外には興味を持っていません。
価格の上昇を煽りたい気持ちはわからなくもないのですが、煽りすぎる宣伝は詐欺だとも言われ、特にネットが浸透している現在では風潮被害にもあいます。
長期的には逆効果になると思います。
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