かにたま(https://twitter.com/kanitama7777777)です。
2020年と言えば、ビックイベントであるビットコイン(BTC)の半減期が行われます。
しかし、その前にBCHことビットコインキャッシュの半減期が一足先に行われます。
ビットコインから派生したビットコインキャッシュ、通貨も良く似ており、その影響も似たものになる可能性が高いです。
そこで本日はあと1か月半に迫っているビットコインキャッシュ(BCH)の半減期について記事にします。
BCHの半減期とは?

▲まずは、ビットコインキャッシュ(BCH)についてご存じない方は上記事をご覧ください。
ビットコインから別れた理由などをできるだけわかりやすく書いています。
ビットコインとわかれた仮想通貨でビットコインと良く似ている通貨です。
BCHの半減期とは、ブロックごとに生成されるBitcoin Cash報酬の数が半分になる(2で割る)イベントです。
BCHの半減期はビットコイン同様に210,000ブロック毎に起こります。
ビットコイン同様に仮想通貨を採掘するマイナー難しい計算問題を1番最初に解くと新しいコインがもらえますが、その報酬が半分になるというわけです。

報酬が半分になることで新しいコインが誕生しにくくなり希少性を高め、売り圧が減ることからその後々で価格が大きく上昇しやすいイベントになっています。

半減期が重要と言われている理由は、その半減期の日以降は新規コインの発行が半分になるからです。
2020年、ブロックごとにマイナーがマイニングするビットコインキャッシュの合計数は、半減期で半分になることから12.5から6.25BCHに減少します。
このようにブロックごとに見つかるビットコインキャッシュの数は約4年に1度だけ半分になることからより新規コインの発行が0に近づいていきます。
そして、最後にはビットコインキャッシュの総供給量が2,100万に達する(予想:2140年より前)ことが保証されています。

BCHもビットコイン同様に新規コインはこのマイナーへの報酬のみでしか誕生しません。よって、単純に新しく市場に出回るBCHが半減期の日から半分になります。
BCHの2020年の半減期はいつ?
ブロック#630,000(2020年4月8日頃推定)
BCHは2017年8月に生まれた通貨であることから半減期はその4年後の2021年に起こるとされているサイトもありましたが、BCHはビットコインから派生して生まれたものです。
よって、ビットコイン同様に2020年に半減期が起こります。
半減期の時期がビットコインと数か月単位で違う(ビットコインは2020年5月頃)のは、ブロック生成スピードがネットワークの状況により必ずしも約10分に1度でないことが多々あることから差ができてしまっています。
BCHは2分でブロックが生成されたり、2020年1月30日に5.5時間も新しいブロック生成がされなかったなどネットワークがBTCに比べてまだまだ不安定な通貨です。
BCH半減期カウントダウンサイト
ビットコインキャッシュの半減期のカウントダウンは、Blockchairなどで確認できます。
サイトを見ると、昨日2020年2月23日から45日後と記載されており、2020年4月8日頃としました。
日付はあくまでも目安で630,000ブロックで半減期が起こります。
BCHの半減期の影響
「噂で買い、事実で売る」という言葉があるように、イベント時には既にピークを迎えており、BCHが半減期の時期は確かに下落はあるでしょう。
ただし、BCHの半減期はそれほど大きな影響はないと思われます。
なぜなら、BCH以上に市場に影響を与えるビットコインの半減期も近づいているからです。
仮想通貨市場の時価総額の6割以上を占めるビットコインの影響は計り知れません。
BCH半減期前後の動きの予想
あくまでも予想ですが、BCHはビットコインの影響を受け、ビットコインの半減期直前にかなり下落すると予想します。
いまBCHは、ビットコインの調子が良い事もあり半減期等の期待からも上昇しています。
バイナンスのBCH/USDT日足チャート
BCHは半減期前に約170ドルから495ドルとたった3か月で2.9倍も上昇しています。
非常に上り調子であるものの、ここで購入するのはビットコインの半減期で調整の可能性もあるため、かなり危険な匂いがしています。
そのビットコインの半減期後の動きはライトコイン同様になると予想しています。
実際、ライトコインはビットコインの先行指標ともいわれており、過去にも似たような動きを見せている通貨でもあります。
上はバイナンスのLTC/USDT日足チャートです。
ライトコインは半減期の日の約1か月前に上昇のピークが終わり、半減期後はしばらく下落していました。
よって、ビットコイン半減期直後は下目線。
つまり、現在、大きく上がっているほぼ全ての仮想通貨が調整の時期に入るかと思っています。
ビットコインは5月頃に半減期を控えています。
Bitcoin Block Reward Halving Countdownのカウントダウンサイトを見ると、ビットコインの2020年の半減期は5月12日頃と予想されていました。
※日付はあくまでも目安。630,000ブロックに達した日時がビットコインの半減期。
よって、ビットコインは半減期の期待による上昇のピークを4月頃に迎え、それ以降は下落。
BCHもその影響を受けて大きく下落すると予想しています。
2020年、仮想通貨の最後の仕込み時がせまる!?
結局、BCHなどのアルトコインはビットコインの動きに大きく影響します。
それは、現在、アルトコインは大きく上昇していますが、結局はビットコインの動きに釣られていることがわかると思います。
恐らく、それ以外の理由で多くの人々がなぜアルトコインが大きく上がっているのかわからないかと思われます。
半減期後、ビットコインの転換期になり飛躍していくことは過去の歴史が証明しています。
もちろん、今回もそうなる保証はないのですが、新規ビットコインが半分になる影響はあまりにも大きいです。
マイナーは高い設備代、電気代などを支払い、新しいビットコインを得ています。
ですから、その採掘費用を補うためにも得たビットコインを全てではないにしろ売っているわけですが、報酬が半分になることで自然と売り圧が半分になります。
先行指標である半減期を終えたライトコインの上値が軽くなっている現状を見ると、半減期後は上昇期に入ってくるかと思われます。
よって、BCHではなく、ビットコインの半減期の際の下落時こそ安く仕込める最後の時期かと思っています。
次のビットコインの調整時期は注目すべき点でしょう。

2012年、2016年のBTCの半減期後、翌年には仮想通貨バブルが起こっています。

その他、仮想通貨の半減期の調べ方
その仮想通貨のブロック報酬減の時期を調べたい際には、
「通貨名 ブロック報酬減 いつ?」
「通貨名 半減期(ブロック報酬減) カウントダウン」
「通貨名(英語) Reward Reduction Countdown」
などと検索すると大抵は検索結果に出てきます。
基本的にカウントダウンタイマーの時期はあくまでも目安で、指定のブロック高に達した時点でブロック報酬減が起こる仕組みになっています。
そこはご理解下さい。

ちなみに2020年5月頃にビットコイン、8月頃にモナコインなど2020年は多数の通貨の半減期が起こります。

まだ一般の多くで知られていない通貨の半減期もあります。色々と調べてみてくださいね!
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