かにたまです。
AI----。
いずれは我々を助ける期待の技術で仕事を奪うとも言われています。
そんなAIですが、まだまだ進化段階であり、日々学習を続けています。
そんな中、独学のAIが最強であることが知られています。
独自学習のAIが最強に
米グーグル持ち株会社のアルファベット傘下の英ディープマインドは、新しい囲碁用の人工知能(AI)「アルファ碁ゼロ」を開発した。世界トップ棋士に勝った際は大量のプロの対局データを学習して強くなったが、今回は人が手本を示さなくてもAI同士の対局を繰り返し、独学で勝率の最も高い打ち方を編み出した。
~略~
当初はランダムに石を並べていたが、自己対戦を繰り返すことで急速に上達。実験3日後には、2016年3月にトップ棋士に勝った際のアルファ碁に100戦全勝をあげた。
以前、AIvsAIの囲碁勝負があったようです。
独学のAI(アルファ碁ゼロ) vs アルファ碁
(どちらもGoogleが解決しています。)
そして、「教師なしの学習し続ける」独学のAIが勝利し、最強になったようです。
独学は失敗するとよく言われます。
確かに何が最適かわからず、失敗もします。
教師がいれば失敗は減り、学習スピードはあがるでしょう。
しかし、独学で失敗を経験し、学習したAIにはかなわないということが証明されました。
人とコンピューターの対決では、1997年に米IBMの「ディープ・ブルー」がチェスで世界チャンピオンに勝利。将棋ソフト「PONANZA(ポナンザ)」も17年4~5月に佐藤天彦名人に連勝した。局面数が10の360乗と桁違いに複雑な囲碁で人間を追い越すのは10年後とみられていたが、アルファ碁は深層学習(ディープラーニング)の応用で急速に力を付けた。
▲独自学習のAIに負けたアルファ碁のAIは、予定より10年も早く人間を越してしまったということで以前から話題になっていましたね。
これを超える100戦全勝という強さを見につけた独自学習のAIは本当に凄いなと思います。

独自学習は教え込まれたものでは勝てない、 まさに失敗は成功のもとが結果として出たわけです。
これ凄い良いですよね。
失敗=最強への近道なら人間も失敗を恐れなくなります。
積極的に行動しますし、失敗があっても最強(成功)の近道だとわかれば、寧(むし)ろ失敗すら嬉しくなるかもしれません。

これは本当に凄いなと思います。こうしてみると、とりあえずやってみる。ということが非常に重要であるとわかります。
まさに「習うより慣れろ」をAIが証明してくれています。
これはすなわち、何かを教え込まれるよりも、失敗した方が学習能力があがるということではないでしょうか?
また、ただ失敗するだけではなく、データを共有することで学習効率が上がっていくこともわかりました。
失敗の共有ーーーこれ、本当に大きいんですよね。
僕も仮想通貨を始めたころ「取引所に大量の仮想通貨を置いておくな」というマウントゴックス事件を体験した先人の言葉を聞いて個人ウオレットに資金を入れていたために国内取引所のハッキング被害には合わずに済みました。
最後に
こうしてAIの独自学習方法を見ると、最も成功する人は最も失敗した人なのではないでしょうか?
「失敗は成功のもと」と言いますが、独自学習で失敗しながら進めた方が物事を極めることができるということを知らしめてくれるような出来事でした。
今回、Googleの独自学習のAIが教え込まれたAIよりも優れていることを証明してくれました。

Googleという会社自体が、自立させ失敗を求めて共有している会社であり、だからこそ社員も優秀で世界有数の企業なのでしょうね。
これは教え込まれたAIと独学のAIと同じことで、今後、ひっくり返っても失敗を許容しない会社が勝てることはないでしょう。
コメント
かにたまさん、こんにちは!
いつもいい所に目をつけますね(^^)
AIの進化は、私なんぞの予想をはるかに上回るペースで進んでいるのがよくわかります。ありがとうございました。
こんにちは!
かびたんさんの言うとおりで本当に進化スピードには驚くばかりですね。そして、それをつくっているのが人間ですので、人間の可能性にも驚いています。
こちらこそ訪問ありがとうございます!(`・ω・´)