ビットコインのブロックサイズを拡張しないのは何故?1MB固定の理由

bitcoin ビットコイン
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かにたまです。

ビットコイン分岐問題が続いています。

これはビットコインの送金が遅延し、容量が限界近くを迎えているのにもかかわらずビットコインのブロックサイズを拡張していないからです。

では何故なのでしょうか?1MB固定の理由を記事にします。

※ざっくりとした記事になります。

 

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ビットコインが分岐する理由

すでにビットコインキャッシュ、ビットコインゴールドが生まれ、さらにB2Xのビットコインが生まれようとしています。

そもそも何故ビットコインは分岐しなくてはいけなくなったのでしょうか?

ブロックチェーンの仕組みの図

四角い箱・・・ブロック

黒丸●・・・取引情報

ビットコインのブロックチェーンとは、上図のようにブロックと呼ばれている箱の中に記録された取引情報を入れ、それを数珠繋ぎにしたイメージです。

利用者が少ないときは10分程度で送金できたのですが、ビットコインは年々価値を上げ、利用者が急激に増えてきました。

 

ビットコイン未確認取引165357

すると、ビットコインの送金の遅れが目立ち始めました。上図は2017年5月12日頃です。この頃になると、既にその問題が露呈しはじめ、ビットコインの未確認取引の件数が165357件に増えました。

僕は、この時にビットコインを送ったことがありますが、送金から着金まで1日以上もかかりました。こうなると、もう使い物になりません。

 

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利用者が増えたことで取引情報も増え、箱に入れない情報、つまり、未確認取引が増えてしまったのです。こうなると、マイナーに支払う手数料も上がります。遅いだけではなく、送金手数料も高くなってしまったのです。

 

怒っている人のイラスト

「ビットコイン、ぜんぜん届かないぞ!!しかも手数料高いよ!」

 

考えている男性のシルエット

「あかん・・・。これはなんとかしないと・・・」

 

そこで、Segwitというものが実装されました。

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ビットコインのデータは、箱の中のブロックの中にあります。

Segwitは取引情報を圧縮して1度にたくさんデータを贈れるようにして、送金遅れを解消しようとしました。

これで事は解決したかのように思われました。しかし・・・

 

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「Segwit終わったんでしょ!?またビットコインが届かないぞ!」

 

f:id:moneygamex:20171102112958j:plainところが、Segwitが実装されてもビットコインの未確認取引が度々見られています。

 

そこで、こう提案する人も現れました。

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「Segwitで取引情報を小さくしてもダメじゃん。これじゃ利用者が増えたらますます使い物にならないよ。ブロックの大きさを大きくしよう!」

 

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そこで、ブロックのサイズ、つまり、情報が入る箱の中身を大きくして、沢山の情報を入れたものを使おう!という意見が出てきました。

 

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そこで、生まれたのはビットコインキャッシュというものです。

ビットコインキャッシュは8MBのブロックサイズで、現在のビットコイン1MBの8倍です。しかも、今後より大きくすることも可能なようです。

もっともキャッシュも現在、送金遅れがあります。EDAというマイニングプロトコルというものが原因だそうで、ハードフォークの代償です。

2017年11月13日のキャッシュのハードフォークで改善が期待されています。

 

f:id:moneygamex:20171102115911j:plainhttps://bitcoingold.org/

今度、ハードフォークがあるB2Xのブロックサイズは2MB。

共にビットコインより大きなブロックサイズです。

 

 どうしてビットコインはブロックサイズを大きくしないの?

大は小を兼ねるといいますし、ビットコインの利用者がこのまま増えたら、送金遅れや手数料が上昇していきます。

ならばSegwitで情報を小さくしただけではなく、箱、つまりブロックサイズを大きくすれば良いわけです。

しかし、なぜ現在のビットコインはサイズを大きくしないのでしょうか?

主な理由は3つあります。

互換性がない

ブロックサイズを大きくすることは、従来のものと互換性がなく非常に危険です。

ビットコインは、過去に1度もハッキングされたことがありません。この絶対的な安心感でここまでの価値を生んだと言えます。

ビットコインは、ブロックサイズを大きくする利便性よりも、安全性をとっています。

 

一部のマイナーのさらなる強化

ブロックサイズが大きくなると、マイニングがより大変になります。

すると、どうなるのでしょうか?

特定の力(お金)のあるマイナー以外は、もはやビットコインが採掘できなくなってしまいます。

そして、一部のマイナーが、より力を持つわけです。

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かにたま「マイナーの中央集権化を防いでいるというわけですね。」

 

対策できる技術が研究されている

ライトニングネットワークや、アトミックスワップなど、ブロックサイズを大きくしなくても、手数料を下げたり、高速送金ができる技術が開発され、日々研究されています。

 

ライトニングネットワークとは?手数料が安い?実装はいつ?利点欠点
本日はビットコインで期待されている技術であるライトニングネットワークについて記事にします。 ライトニングネットワークとは何か?なぜ期待されているのか?実現化に向けてどこまで進んでいるのか?等を記事にしたいと思います。

https://bitcoin77777.com/atomic-swap

↑詳細は上記事等をご覧ください。

このような新しい技術の開発が進んでいます。

そして、無理にブロックサイズを大きくして危険性をあげるなら、現状のブロックのままでいるという安全性を採用しています。

現在のビットコインの送金遅れや手数料問題は、時が解決してくれるでしょう。

 

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