Zaifからフィスコ仮想通貨取引所への事業譲渡を承認した顧客に対して1000ZAIFトークンが配布されることが決定しました。
これが意外な効果を生んでいるようです。
では、その効果とはどんな効果なのでしょうか?
Zaif、フィスコ仮想通貨取引所へ事業譲渡承認で1000ZAIFトークンを配布
日頃より仮想通貨取引所『Zaif』をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度弊社よりフィスコ仮想通貨取引所へ事業を譲渡するにあたり、お客様のご承諾を頂戴しており、お客様にはお手数をおかけしており申し訳ございません。
ご承諾頂きましたお客様には、大変ささやかではございますが、1000ZAIFトークンをお礼と致しましてお送りさせて頂きます。なお、既にご承諾頂きましたお客様も対象となります。

1000ZAIFは、約290円(1ZAIF=0.029円に換算)ほどですね。
ちなみに承認してから今のところは配布されていません。
【ZAIFトークン送付のご案内】
この度事業を譲渡するにあたり、ご承諾頂きましたお客様には、大変ささやかではございますが、1000ZAIFトークンをお礼と致しましてお送りします。なお、既にご承諾頂きましたお客様も対象となります。https://t.co/5YkJrQLZ6S— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年11月1日
1000ZAIFトークンは記事作成段階で260円ほどですね。本当にささやかだと感じるものの、これが意外な効果を与えてくれました。
Zaifトークンが上昇!なぜ?
11月1日に事業譲渡承認で1000ZAIF配布発表からZaifトークンが上昇しています。
「一体なぜ?1000Zaifが配布されるなら価値が薄まるのではないか?」と思う方もいらっしゃると思います。
Zaifのユーザー数は非公開ですが、約40万人いると言われています。
仮に半数の20万人がZaifからフィスコ仮想通貨取引所へ事業譲渡承認を承認すると、配布するわけですから20万人×1000Zaif=2億Zaifが必要になります。
つまり、事業譲渡承認したユーザーにZaifトークンを配布するためにフィスコさんが買い上げるだろうという魂胆からZaifトークンが価値を上げていることです。
Zaifトークンは総発行枚数は約89億枚。
数億枚単位の買い上げなら大きく上昇が見込めるというわけです。
出来高を見ると、ここ3日で12.3億(1.23B)ほど。
発表があった1日に大きく買われています。
1日以降は、急速に出来高が落ちて平常運行に戻りつつあります。
1000Zaifはまだ配布されていませんから、これからのフィスコのZaifトークン買い上げを見越して、誰かが仕掛けているのだろうと感じています。
それにしてもZaifトークンはZaifの2人が99%を持っているはずですが、経営が変わることでZaifトークンもフィスコに譲渡されないのでしょうか?
これから仮想通貨市場は、ナスダックなど先物市場が開放されることによって機関投資家が参入し、株価同様の値動きにより近くなってくると予想できます。
真相がわかるまでは、この上昇にのっかかるのは、個人的には危ない気がしています。

Zaifトークンは現段階では使い道のない投機商品です。
ただし、審査が厳しい日本の金融庁に販売が認められたものですので、今後の展開次第は非常に大きな可能性は秘めているのは事実です。
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